助けられ・教えられ・生かされた恩送り

生涯現役でハッピーエンドが私の生き方だった。

晩年は、生かされた恩返しに徹するライフスタイルをイメージしていました。

60歳を迎えた年の寒い夜中にしょうすいの異変に気づき、心配した数日後に専門医の診察を受けました。

内視鏡やCT等の検査を受けましたが医師は、特に問題ありません。

その後、2年間に同様の検査を3回繰り返し受けたが、所見は異常認めず、念のためにと「千葉がんセンター」での診察を勧められ、紹介状をいただきました。

入院検査の結果はステージ3の「前立腺がん」でした。確認された癌は一般の癌と違って、画像での確認が難しく、直ちに手術したとしても平均余命5年を告知されました。私は真摯に受け止め、生活習慣を変えることに徹底し、自前メニューの食事療法を行いました。その成果を自我自賛、比較的健康を取り戻したと思う10年後、何の恩返しも出来ないまま、大動脈弁狭窄症と診断され、2021年11月に人工弁入れ替え手術を受けました。したがって今は三度目の命を授かり生かされています。そこで生涯現役のライフスタイル返上の恩送りになればと現役時代に経験した「実践談」を述べたいと思います。

私の専門は、思考力を活かすアドバイザーです。組織風土で押しつぶされる貴重な提案やアイデアを活かす実践です。しがらみに染まってしまった組織風土を感じている方には、何らかの解決策のヒントになればと考えています。